2007年09月17日

売買春と闘うOOたち

【新刊】マグダレーナ共同体・勇敢な女性研究所著『境界の差異、隔たり、隙間』(2007/09/16)
http://www.chosunonline.com/article/20070916000005

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 2000年、全羅北道群山の売春業者密集地で火災が起こり、売春に従事していた多くの女性が死に至った。女性に対する搾取と監禁に関わる証拠が大量に見つかるや、人々は憤怒した。「自由が欲しい、死にたい」という文が書き留められた、半分焼けた日記帳を見れば、もっと強力に売買春を防ぐことができる法案に対する共感が広がりもする。然るに、正反対の例もまた多く見られるのも事実だ。「(売春業者の下で)自由に出退勤する自発的な女性たちが増加している」という例がしばしば報道される。売春する理由も、家が嫌いだから、買い物で借金ができたから、たくさんお金を稼ぐことができるから、などといったものが登場している。売買春を取り巻く用語の定義から原因と対策に至るまで、人々は全く手をつけることができなかった。そして、再び記憶から消え失せた。

 「マグダレーナ共同体」は、ソウル龍山の売春業者密集地で売春に従事する女性たちを支援し現場研究をするための集まりだ。売春を経験したりその構造の中にある女性が自分の同僚女性の相談に乗り、支援の手助けができるようにする「同僚教育」プログラムを2002年に始めた。教育を受けインターンシップを経て職員として採用され、正式発令まで受けたものの、最初の「同僚教育」に参加した7人の女性は再びゲーム中毒やカードローンに溺れ、孤軍奮闘する生き様。売買春が日常的になっている現場で、その現実を改善するためにどれほどの努力が費やされているか。これは一言では表し難い。

 実際、売買春防止法施行以後、売春女性の自活のために一般予算74億ウォン(約9億1900万円)と基金予算113億ウォン(約14億円)が投入されたが、政府事業の特性ゆえに量的な統計を土台として可視的成果を導き出すところに重きを置いているという。実例を通して売買春を防ぎ売春女性を支援するためにどのような努力が必要か、真剣に問いただす本書後半部は印象的。



posted by 韓国マンセー at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 韓国女 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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